【NoMaps釧路・根室2022 】▷Day1◁ Conference Ⅲ「養殖事業による新たな水産ブランドの開発~地域産業の視点から」
【2022.11.16 14:30~15:30】ハイブリット開催
NoMaps釧路・根室2022 カンファレンス1日目
開催日時 2022.11.16 Wed 14:30~15:30
開催場所 北海道標津郡中標津町東3条北1丁目8中標津町「ウェディングプラザ 寿宴」
【オンライン配信同時開催】
+Conference Ⅲ+
テーマ「養殖事業による新たな水産ブランドの開発~地域産業の視点から」
Contents
➤釧路、根室地域の基幹産業である水産が低迷する中、新たな水産ブランド構築に向け、陸上養殖を含めた地域で取組む養殖事業の開発を検討する
【パネラー】
北海道大学大学院水産科学研究院
助教授 高橋 勇樹
ニチモウ㈱海洋事業本部養殖開発室
室長 戸川 富喜
釧路市漁業協同組合 指導部
部長 坂 拓成
【モデレーター】
国立研究開発法人水産研究・教育機構
研究員 町口 裕二
【出演者プロフィール】
髙橋勇樹
1987年、石川県野々市市生まれ。北海道大学大学院水産科学研究院 水産工学講座助教。同大学博士後期課程を修了後、水産研究・教育機構に3年間勤務し、 2018年から現職。漁業と養殖業に関して、シミュレーション技術を用いた研究に従事。最近は、養殖の環境影響を含めてシステム全体のシミュレーションを試みている。
戸川富喜
1990年3月近畿大学農学部水産学科卒業 1990年 04月 ニチモウ株式会社 入社 2011年 04月 株式会社ニチモウマリカルチャー出向 2014年 04月 同石巻営業所長 2016年 06月 同取締役 2021年 04月ニチモウ株式会社 養殖開発室 室長ニチモウ株式会社に入社以来、サケ科魚類及びマダイ、ヒラメ、トラフグの種苗生産から、イケス枠及びイケス等の研究に携わる。その後、魚類養殖の餌料研究から生まれたニチモウ独自の大豆イソフラボンの新規事業化により、医院、薬局、健康食品販売店、百貨店への営業活動に従事し、末端販売の大変さを覚える。その後、東日本大震災後の三陸ギンザケ養殖の復興に従事して現在に至る。
坂拓成
平成2年3月釧路市漁業協同組合に入組。平成18年より現在の部門である指導部へ異動し、漁業間調整を始めとし、各種増養殖事業に携わり現在に至る。
町口裕二
長崎大学水産学部を卒業後、昭和57年より水産庁北海道区水産研究所(現研究開発法人水産研究教育機構)に勤務。全国各地の研究所への転勤、水産庁に 出向を経て、平成30年に同機構を定年退職。
研究分野は、ウニ類と海藻類の相互関係および磯焼けに関する研究やウニ類・ナマコ類の増養殖に関する研究。担当した主な業務としては、磯焼け、ウナギ、アサリ、ナマコ、ギンザケ等に関する水産庁および農林水産技術会議の研究プロジェクトの企画立案、研究代表者 としてナマコ増養殖、ギンザケ養殖にかかる研究の進行管理を実施。水産研究機構を退職後は、同機構の再雇用研究員として研究の傍ら、農林水産技 術会議の専門プログラムオフィサーを3年間務める。